タイル下地

  タイル下地をだんどりする前にタイルの大きさを知る必要があります。大事な所は目地幅を入れたタイルの縦、横の長さと、タイルをはるため必要な下塗り材料の塗りしろをたしたタイルの厚みです。

 ここでは、わかりやすいタイルの大きさが、縦45mm、横95mm、7mm、すなわち目地幅と下塗りを入れた大きさが縦50mm、横100mm、厚み10mmのタイルを使用としておきます。 (このタイルの場合、下塗り厚は1mmとし、厚み8mmとするのがいいのですが、段取りの時、作業し易いので、厚み10mmとしています。タイルの貼る枚数が3枚位の少ない所は、厚み8mmで作業して下さい。

 赤い線がタイル下地です。同じような窓が、上下や横にある場合、赤い線の所に糸を張りのばします。アールの部分で大切な所は、アールの始まりと終わり、又は下の図のような場合アールの始まりとアールの頂点です。アールの下地を塗るとき必要な形の作り方は下の計算により作ります。
  赤い太線で囲った三角形の計算方法は、階段の墨出しの時にも便利なのでぜひ覚えて下さい。


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