はじめに必要なもの

鏝板 ー これは自分で作りましょう。
      横380mm縦330mmくらいの7mmベニヤ板の裏に15mm. 20mmくらいの木を上から10mmの所と下から50mmの所へ一本づつ横にして表から小さい釘で4カ所ぐらい止め、手を握るための少し幅のある板を自分の持ちやすい位置で裏から釘を打ち止めます。
 持ち方には二通りあり、中指をたてて鏝板を支える方法と、鏝板の左はしを左のひじにのせる感じの方法があります。 握る板の角度と位置はこれにより決めます。
  ベニア板の表は、木目の滑る方向が上です。(ぼろきれを滑らしてみて滑る方が上です)

  材料を鏝板から鏝ですくうのは、フライパンで炒め物をする感じで1日練習すれば、すくえるようになります。
  壁に鏝板をくっつけて材料を塗りつける方法もあります。

バケツ ー 少量の材料を練るだけならばこれで十分です。
       道具を洗ったり材料をやわらかくするための水をためるバケツと二つは用意しましょう。

レンガ鏝 ー ハート型の鏝で、バケツの中の材料を練ったり、すくいとる時に使います。
 

とろ箱 ー 小さなものから大きなものまでありますが、たくさん練る場合に便利です。

手ぐわ ー とろ箱で練る時やとろ箱から材料をすくい取る時に使います。

塗り鏝 ー 255mmの半焼きの鏝 (鏝には半焼き、油焼き、本焼きなどありますが油焼き、本焼きは鏝の焼きがかたいため材料を塗った時に、つるつる滑りやすいため初心者には特に半焼きをおすすめします。)

押さえ鏝 ー 210mm位の細長い本焼きの鏝
         本焼きの鏝は価格が少し高いので、たまに使用するくらいならステンレス鏝で押さえ鏝に似たものでもいいです。 この鏝は薄塗り材料を塗ったり、綿壁をなでる時にはとてもいいです。

はけ ー 水ばけと小ばけ、これは建材屋さんで左官用水ばけと言えば、すぐわかります。
       はけは、汚れた所をきれいに掃除したり塗った所をはけではいて仕上げるのに使います。

鏝には使用する場所にあわせて色々な形をした鏝があるので、必要と思う鏝から用意していきましょう。 


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