第10回 中部地方整備局幹部との意見交換会(平成21年6月25日)


【発言者】

所属団体
会社名
氏名

 

愛知県左官業組合連合会
(株)川瀬業務店
川瀬和生

 
【要望事項】

建設業を取り巻く環境の変化(工事の減少)および人材育成・雇用確保を目指した「環境・健康に配慮した建設工事」について

 
【要望趣旨】

 今日の厳しい経済情勢により、建設業界はかつてない企業環境の悪化に追い込まれている。あらゆる産業の需要低迷が、そのような環境悪化に拍車を掛ける構造となっており、建設投資の抑制や工事量の大幅な減少が、労働者の生活の困窮、左官業者の厳しい状況を招いている。熾烈な受注競争、価格破壊等が続く厳しい状況の折、企業経営・業務遂行が困難となっており、あえなく倒産・廃業を余儀なくされた左官業者も存在する。
 また、このように建設業の経営環境が悪いため、疲弊しきった職場に若者が集まらないのが現状である。建設現場では、高齢化が深刻な問題となっており、若年労働者を採用したいところではあるが、むしろ企業経営の悪化に伴う労働者の一時休業、一時解雇、賃金・単価の減額により企業存続を図っているのが現状である。
 建設産業は「人」が支える産業であるといわれるが、技能技術を発揮する場が激減している。技能の継承や人材確保・育成も現場がなければできない。
 景気の大幅な好転が期待できず、若い人材の確保が困難な状況にあるため、雇用が逼迫した状態が続いている。このように、大変厳しい状況なので、専門工事業者が働ける場所作り、すなわち人材育成・雇用確保のためにも、時代のニーズに合った「環境・健康に配慮した建設工事」を推進していただくことを希望する。特に、公共の建物は、日本の風土に合った健康に良い「塗り壁」を積極的に採用していただくことを要望する。